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セレクトセールとは

 日本競走馬協会が主催するセレクトセールは、世界でも有数のサラブレッドせり市場です。セレクトセールは、従来は市場に登場することがなかった良血馬を上場させることにより、サラブレッドの開かれた流通体制を創り上げました。
 第1回は1998年に開催され、50億円に迫る取引総額を記録して大成功を収めました。その後も、更に売り上げを伸ばし、セレクトセールの誕生が日本の競走馬市場を変えたと言われるようになりました。
 セレクトセールの取引馬には、「日本競馬史上最強馬」と言われるディープインパクト号をはじめ、多数のG1優勝馬がいます。
 セレクトセールは、例年7月にノーザンホースパークで開催され、厳選された良血馬が数多く上場されることから、国内外の競馬関係者の注目を集めています。大種牡馬サンデーサイレンスの血を引く後継種牡馬の産駒をはじめ、日本でしか手に入らない良血馬を求めて、世界中の有力バイヤーが多数参加。海外レースでもセレクトセール取引馬から重賞ウイナーが出るなど、今や世界の競馬サークルの中でもセレクトセールは確固たる地位を築き上げています。

年表

2024年

1月9日

・ウシュバテソーロ号がJRA賞特別賞に選出される。

5月26日

・ダノンデサイル号、第91回日本ダービー(G1)制覇

7月8日~9日

・セレクトセール2024を開催。

・初日の1歳馬セッションでは、セール開始直後から活発なお声がけをいただく中、クライマックスを迎えたのはセール中盤に登場した上場番号100番「デルフィニアⅡの2023」。7000万円からはじまったせりは、複数の方から間髪入れずにビッドが入り、瞬く間に5億円に到達。その後も1000万円単位でじりじりとせり上がり、最終的には5億9000万円でハンマープライス。

・翌日の当歳馬セッションでは、半兄にNHKマイルカップを勝ったシュネルマイスターを持つ上場番号364番「セリエンホルデの2024」がこの日の最高落札価格をマーク。7000万円からはじまったせりは、直後に1億円、1億5000万円、2億円と次々にビッドが入る。その後も勢いが衰えることなく4億1000万円での落札となり、前日の1歳部門と同様に2日目もキタサンブラック産駒が最高評価を得る結果となった。

・本年のセール全般を通してみると、1歳が過去最高、当歳が歴代2位の落札総額となり、2日間の合計が昨年のレコードを7億7300万円更新する289億1800万円に到達するとともに、1億円以上の評価を得た落札馬の合計も64頭に達し、こちらも新記録となった。

・また、上場馬の父に目を向けると、今春のG1戦線で複数の勝ち馬を輩出したエピファネイアが平均価格で1.6億円に達したのを筆頭に、キタサンブラック、コントレイルが1億円を上回るアベレージを叩き出した。(複数頭の売買成立馬がいる国内繋養種牡馬のみ)

2023年

1月10日

・タイトルホルダー号がJRA賞最優秀4歳以上牡馬に選出される。

2月1日

・ウシュバテソーロ号、第72回川崎記念(JPN1)制覇

3月25日

・ウシュバテソーロ号、第27回ドバイワールドカップ(G1)制覇

4月30日

・ジャスティンパレス号、第167回天皇賞・春(G1)制覇

7月10日~11日

・セレクトセール2023を開催。

・1歳馬セッションでは、上場番号4番「インクルードベティの2022」と上場番号20番「パレスルーマーの2022」がともに3億1000万円で落札されたのをはじめ、1億円を超える評価をいただいた馬は28頭を数えた。
2年連続牝馬クラシック2冠馬を輩出し、一昨年に9歳の若さで早逝したドゥラメンテのラストクロップ14頭が上場され、全頭が売却に至り、そのうち7頭が1億円以上で落札された。

・2日目の当歳馬セッションでは、世界初となる父子での無敗の3冠馬に輝いたコントレイルの初年度産駒が注目を集めた。上場番号360番「コンヴィクションⅡの2022」は、5000万円のファーストビッドから瞬く間にせり上がり、4億円の大台を突破してもなお値を上げ続け、5億2000万円でハンマープライス。
それ以外にも、現役世界一のイクイノックスや皐月賞馬ソールオリエンスを輩出して評価が急上昇したキタサンブラック、ファーストクロップとなる2歳世代が順調に勝ち上がっているブリックスアンドモルタル、既に種牡馬として実績を残しているエピファネイア、キズナ、ロードカナロアなど多士済々の顔ぶれが高評価を得た。

・また、2日間を通してみると、合計落札額は昨年のレコードを大幅に更新する281億4500万円に達し、落札率、平均価格のいずれも新記録となった。

12月13日

・フォーエバーヤング号、第74回全日本2歳優駿(JPN1)制覇

12月29日

・ウシュバテソーロ号、第69回東京大賞典(G1)制覇

2022年

1月11日

・ラヴズオンリーユー号がJRA賞最優秀4歳以上牝馬に選出される。

2月10日

・ラヴズオンリーユー号が米国・エクリプス賞最優秀芝牝馬に選出される。

4月3日

・ポタジェ号、第66回大阪杯(G1)制覇

5月1日

・タイトルホルダー号、第165回天皇賞・春(G1)制覇

6月26日

・タイトルホルダー号、第63回宝塚記念(G1)制覇

7月11日~12日

・セレクトセール2022を開催。

・1歳馬セッションでは、上場番号76番「モシーンの2021」が本年セールの最高額となる4億5000万円で落札されたのをはじめ、1億円の取引馬は25頭を数えた。
国内外でG1ウイナーを輩出し、ディープインパクト、キングカメハメハとともに一時代を築いたハーツクライのラストクロップ6頭が上場され、全頭が売却に至り、そのうち3頭が1億円以上で落札された。

・2日目の当歳馬セッションでは、昨年急逝し、2022年生まれが最終世代となるドゥラメンテ産駒の上場番号393「シャンパンエニワンの2022」がこの日の最高落札額となる3億2000万円でハンマープライスとなった。
それ以外では、新種牡馬サートゥルナーリア、既に種牡馬実績を残しているエピファネイアの兄弟をはじめ、ブリックスアンドモルタル、キズナ、ロードカナロアなど多士済々の顔ぶれが高評価を受ける結果となり、今後のリーディングサイアー争いから目が離せません。

・また、2日間を通してみると、1歳、当歳セッションともに落札総額が125億円を超え、総落札額はこれまでのレコードだった昨年を大きく更新する257億6250万円となり、落札率、平均価格のいずれも過去最高を記録した。

7月13日

・ノットゥルノ号、第24回ジャパンダートダービー(JPN1)制覇

10月23日

・アスクビクターモア号、第83回菊花賞(G1)制覇

11月3日

・ヴァレーデラルナ号、第12回JBCレディスクラシック(JPN1)制覇

12月4日

・ジュンライトボルト号、第23回チャンピオンズカップ(G1)制覇

12月14日

・デルマソトガケ号、第73回全日本2歳優駿(JPN1)制覇

12月28日

・ドゥラエレーデ号、第39回ホープフルステークス(G1)制覇

12月29日

・ウシュバテソーロ号、第68回東京大賞典(G1)制覇

2021年

1月6日

・デアリングタクト号がJRA賞最優秀3歳牝馬、ダノンザキッド号がJRA賞最優秀2歳牡馬にそれぞれ選出される。

4月25日

・ラヴズオンリーユー号、第47回クイーンエリザベスⅡ世カップ(G1)制覇

5月2日

・ワールドプレミア号、第163回天皇賞・春(G1)制覇

7月12日~13日

・セレクトセール2021を開催。

・1歳馬セッションには、世紀の大種牡馬ディープインパクトのラストクロップ4頭がエントリーされ、そのうちの1頭がスターティングロットとして登場。母が米国G2ウイナーの「ゴーマギーゴーの2020」の牡馬は2億円のファーストビッドから瞬く間に上昇し、3億円でハンマープライス。同日に同じく3億円の値を付けた「ファイネストシティの2020」は次世代のリーディングサイアー候補と呼び声高いロードカナロアの産駒。このトッププライスとなったの新旧種牡馬の仔2頭を含む28頭が1億円以上で落札された。

・2日目の当歳馬セッションでは、ディープインパクトの後継種牡馬筆頭と目されるキズナ産駒「セルキスの2021」が4億1000万円で落札されたのをはじめ 、24頭のミリオンホースが誕生。その産駒の父馬に目を向けると『ポスト・ディープインパクト』をめぐる群雄割拠を如実に物語るように12頭の種牡馬たちに高評価が与えられた。

・また、2日間を通して見ると、1歳・当歳各セッションともに、落札総額、落札率、平均価格のいずれも過去最高を更新するレコード尽くめの結果となった。

10月24日

・タイトルホルダー号、第82回菊花賞(G1)制覇

11月5日

・ラヴズオンリーユー号、第23回ブリーダーズカップ フィリー&メアターフ(G1)制覇

12月12日

・ラヴズオンリーユー号、第35回香港カップ(G1)制覇

・グローリーヴェイズ号、第28回香港ヴァーズ(G1)制覇

2020年

4月12日

・デアリングタクト号、第80回桜花賞(G1)制覇

5月24日

・デアリングタクト号、第81回優駿牝馬(G1)制覇

7月8日

・ダノンファラオ号、第22回 ジャパンダートダービー(JPN1)制覇

7月13日~14日

・セレクトセール2020を開催。

・1歳馬セッションでは、ケンタッキーオークス勝ち馬キャスリンソフィアを半姉に持つ上場番号114「シーヴの2019」が、セレクトセール史上2番目の高額となる5億1000万円で落札されたのを筆頭に、1億円を超えた馬は18頭を数えた。

・2日目の当歳馬セッションでは、米国で芝・ダートの両G1ウイナーに輝いたYOSHIDAの全弟「ヒルダズパッションの2020」が3億8000万円で落札されたのをはじめ、 11頭のミリオンホースが誕生。昨夏急逝した父ディープインパクトのDNAを後世に受け継ぐべくスタッドインした期待の新種牡馬サトノダイヤモンドとリアルスティールの仔がそれぞれ1億円と7000万円の高評価を獲得した。

・また、2日間を通して見ると、あらゆる数字がレコードとなった昨年には及ばなかったものの、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振る中での開催にもかかわらず、落札総額は昨年に次ぐ187億6100万円に達した。

9月12日

・FIERCE IMPACT号、第73回マカイビーディーヴァステークス(G1)制覇

10月18日

・デアリングタクト号、第25回秋華賞(G1)制覇

12月13日

・ノームコア号、第34回香港カップ(G1)制覇

12月26日

・ダノンザキッド号、第37回ホープフルステークス(G1)制覇

2019年

1月8日

・アドマイヤマーズ号がJRA賞最優秀2歳牡馬、ダノンファンタジー号がJRA賞最優秀2歳牝馬にそれぞれ選出される

5月5日

・アドマイヤマーズ号、NHKマイルカップ(G1)制覇

5月12日

・ノームコア号、ヴィクトリアマイル(G1)制覇

5月19日

・ラヴズオンリーユー号、第80回優駿牝馬(G1)制覇

5月26日

・ロジャーバローズ号、第86回日本ダービー(G1)制覇

7月8日~9日

・セレクトセール2019を開催。

・1歳馬セッションでは、母が仏国重賞勝ち馬で、オークス馬ミッキークイーンの全弟となる上場番号51「ミュージカルウェイの2018」が3億6000万円で落札されたのを筆頭に、1億円を超えた馬は21頭を数えた。

・2日目の当歳馬セッションでは、日米で既に3頭の重賞ウイナーを誕生させている母の産駒「タイタンクイーンの2019」が4億7000万円で落札されたのをはじめ、新種牡馬キタサンブラックとドレフォンの仔がそれぞれ1億6000万円と2億5000万円の高評価を獲得するなど20頭のミリオンホースが誕生した。

・また、2日間を通して見ると、落札総額は、昨年を更に約26億円も上回る205億1600万円に達し、落札率、平均価格とあわせていずれも過去最高となった。

8月1日

・ディアドラ号、ナッソーステークス(G1)制覇。

10月12日

・FIERCE IMPACT号、第140回トゥーラクハンデキャップ(G1)制覇

10月20日

・ワールドプレミア号、第80回菊花賞(G1)制覇

11月2日

・FIERCE IMPACT号、第101回カンタラステークス(G1)制覇

11月24日

・スワーヴリチャード号、第39回ジャパンカップ(G1)制覇

12月8日

・アドマイヤマーズ号、第29回香港マイル(G1)制覇

12月8日

・グローリーヴェイズ号、第26回香港ヴァーズ(G1)制覇

2018年

4月1日

・スワーヴリチャード号、第62回大阪杯(G1)制覇

4月15日

・エポカドーロ号、第78回皐月賞(G1)制覇

4月29日

・レインボーライン号、第157回天皇賞・春(G1)制覇

5月5日

・YOSHIDA号、第32回ターフクラシックステークス(G1)制覇

6月24日

・ミッキーロケット号、第59回宝塚記念(G1)制覇

7月9日~10日

・セレクトセール2018を開催。

・1歳セッションでは、母がニュージランド3歳牝馬チャンピオンで、全兄にサトノアーサー(G3エプソムC勝ち馬)がいる「キングスローズの2017」を筆頭に、ミリオンホースがセッション過去最多の23頭を記録する活発なせりが展開された。

・2日目の当歳セッションでは、ディープインパクト産駒「リアアントニアの2018」がこの日の最高価格となる2億9000万円で落札された。その他では新種牡馬ドゥラメンテとモーリスの子供が高額落札の上位に食い込むなど、今後の種牡馬勢力図の指標となる結果となった。

・また、2日間を通して見ると、落札総額は、昨年を更に約6億円上回る179億1900万円に達し、落札率、平均価格と合わせていずれも過去最高となった。

9月1日

・YOSHIDA号、第65回ウッドウォードステークス(G1)制覇

12月9日

・ダノンファンタジー号、第70回阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)制覇

12月16日

・アドマイヤマーズ号、第70回朝日杯フューチュリティステークス(G1)制覇

2017年

1月10日

・サトノダイヤモンド号がJRA賞最優秀3歳牡馬、ミッキーアイル号がJRA賞優秀短距離馬にそれぞれ選出される。

3月25日

・セイウンコウセイ号、第47回高松宮記念(G1)制覇。

5月14日

・アドマイヤリード号、第12回ヴィクトリアマイル(G1)制覇。

6月25日

・サトノクラウン号、第58回宝塚記念(G1)制覇。

7月10日~11日

・セレクトセール2017を開催。

・1歳セッションでは、ローズS勝ち馬タッチングスピーチの全弟にあたる「リッスンの2016」を筆頭に、ミリオンホースが15頭を超える活発なせりが展開された。

・2日目の当歳セッションでは、母がフランス1000ギニー優勝馬の「イルーシヴウェーヴの2017」が、セレクトセール史上2番目の高額となる5億8000万円で落札されたのをはじめ、顕彰馬ジェンティルドンナの全妹「ドナブリーニの2017」など17頭が1億円以上で取引された。

・また、2日間を通して見ると、落札総額は、昨年を更に16%も上回る173億2700万円に達し、落札率、平均価格と合わせていずれも過去最高となった。

10月14日

・トーセンスターダム号、第138回トゥーラクハンデキャップ(G1)制覇

10月15日

・ディアドラ号、第22回秋華賞(G1)制覇

11月11日

・トーセンスターダム号、第149回エミレーツステークス(G1)制覇

2016年

1月6日

・ミッキークイーン号がJRA賞最優秀3歳牝馬に選出される。

7月11日~12日

・セレクトセール2016を開催。

・1歳セッションでは、2億6000万円で落札された「オーサムフェザーの2015」を含む14頭のミリオンホースが誕生し、取引頭数217頭、平均価格3747万87203円、落札総額81億3060万円はいずれも過去最高となった。

・翌日の当歳セッションでは、今年のダービーで2着となったサトノダイヤモンドの全弟にあたる「マルペンサの2016」と「イルーシヴウェーヴの2016」の2頭にこの日の最高価格となる2億8000万円が付けられたのをはじめ、合計9頭が1億円以上で取引された。

・2日間を通して見ると、落札総額は150億円に迫る149億4210万円に達し、平均価格、中間価格を合わせてレコード更新となった。

10月23日

・サトノダイヤモンド号、第77回菊花賞(G1)制覇。

11月18日

・ミッキーアイル号、第33回マイルCS(G1)制覇。

12月11日

・サトノクラウン号、第23回香港ヴァーズ(G1)制覇。

12月25日

・サトノダイヤモンド号、第61回有馬記念(G1)制覇。

2015年

1月6日

・ジャスタウェイ号がJRA賞最優秀4歳以上牡馬に選出される。

5月24日

・ミッキークイーン号、第76回優駿牝馬(G1)制覇。

7月13日~14日

・セレクトセール2015を開催。

・1歳馬セッションでは、本年の日本ダービーで3着となったサトノクラウンの半弟にあたる「ジョコンダⅡの2014」が2億3500万円で落札されたのを筆頭に、1億円を超えた馬は8頭を数え、落札率、落札総額、平均価格いずれも過去最高に達した。

・翌日の当歳馬セッションでは、「ウィーミスフランキーの2015」が牝馬ながら、この日の最高価格となる1億8000万円で落札されると、「ギーニョの2015」、「シルヴァースカヤの2015」など7頭のミリオンホースが誕生した。また世界が注目したオルフェーヴル、ロードカナロア、ノヴェリストの初年度産駒たちが上場され、平均価格が4108万円、2853万円、2389万円とそれぞれ高評価を得た。

・2日間を通してみると、落札総額は3年連続でレコードを更新する131億7350万円となった。

10月18日

・ミッキークイーン号、第20回秋華賞(G1)制覇。

2014年

3月29日

・ジャスタウェイ号、第19回ドバイデューティフリー(G1)制覇。

5月11日

・ミッキーアイル号、第19回NHKマイルカップ(G1)制覇。

7月14日~15日

・セレクトセール2014を開催。

・1歳馬セッションでは、2億6000万円で落札された「リッスンの2013」を筆頭に1億円を超えた馬は8頭を数え、上場馬255頭中215頭の売買が成立。落札率は84.3%となった。

・翌日の当歳馬セッションでは、「アゼリの2014」が2億5000万円で落札されると、「アドマイヤキラメキの2014」、「ミュージカルウェイの2014」など6頭のミリオンホースが誕生。落札率、落札総額、平均価格ともに昨年を大きく上回った。

・2日間を通して見ると、落札総額はレコードとなった昨年を大幅に上回る125億7505万円に達し、落札頭数、落札率ともに過去最高となった。

10月18日

・アドマイヤラクティ号、第137回コーフィールドカップ(G1)制覇。

11月16日

・ラキシス号、第39回エリザベス女王杯(G1)制覇。

11月23日

・ダノンシャーク号、第31回マイルCS(G1)制覇。

2013年

1月8日

・カレンチャン号がJRA賞最優秀4歳以上牝馬に選出される。

7月8日~9日

・セレクトセール2013を開催。

・1歳馬セッションでは、1億8000万円で落札された「シーズオールエルティッシュの2012」をはじめ、1億円以上の取引馬が8頭を数え、取引総額64億6070万円及び落札率87.9%はともに同セッションでのレコードとなった。

・続く当歳馬セッションでの最高価格落札馬は、リーディングサイアー×米国年度代表馬の配合「アゼリの2013(父ディープインパクト)」が2億4000万円で取引され、また新種牡馬ヴィクトワールピサ産駒も高評価を獲得。

・2日間を通してみると、全477頭中、82.2%にあたる392頭の取引が成立し、落札総額は117億6470万円となり過去最高をマーク。また海外からのバイヤー5名が合計13頭を落札し、「世界が認めるサラブレッド市場」に成長したといえる結果となった。

10月27日

・ジャスタウェイ号、第148回天皇賞・秋(G1)制覇。

2012年

1月6日

・カレンチャン号がJRA賞最優秀短距離馬に選出される。

3月25日

・カレンチャン号、第42回高松宮記念(G1)制覇。

5月6日

・カレンブラックヒル号、第17回NHKマイルカップ(G1)制覇。

5月27日

・セレクトセールから3頭目のダービー馬が誕生。ディープブリランテ号、第79回日本ダービー(G1)制覇。

7月9日~10日

・セレクトセール2012を開催。

・1歳馬セッションでは、セール開始直後より活発なお声がけをいただき、2億5000万円で落札された「アドマイヤキラメキの2011」を筆頭に、ミリオンホースが5頭誕生。

・2日目の当歳馬セッションでは、前日同様にディープインパクト産駒が注目の的。「スカイディーバの2012」の2億5000万円をはじめ、秋華賞馬レッドディザイアの半弟、ダービー馬ディープブリランテの全妹などが高額で取引された。

・セール全般では、1億円以上の取引馬が10頭出現。2日間を通して見ると、上場頭数453頭(欠場馬24頭を除く)中、360頭の売買が成立し、落札率は79.5%。また落札総額は、2日間開催となってから初めて100億円を突破し、大盛況のうちに幕を閉じた。

11月5日

・タイセイレジェンド号、第12回JBCスプリント(JPN1)制覇。

11月18日

・サダムパテック号、第29回マイルCS(G1)制覇。

2011年

5月8日

・グランプリボス号、第16回NHKマイルカップ(G1)制覇。

7月11日~12日

・セレクトセール2011を開催。

・1歳馬セッションでは、セール開始直後より活発なお声がけをいただき、3億6000万円で落札された「エアグルーヴの2010」を筆頭に、上場された233頭のうち197頭の売買が成立し、取引総額(47億2600万円)、落札率(84.5%)ともに同セッションのレコードを樹立。

・当歳馬セッションでは、ディープインパクトの半弟となる「ウインドインハーヘアの2011」の2億5000万円を含む3頭が1億円以上で落札され、取引総額、落札率、平均落札価格などすべての項目において昨年を大幅に上回った。

・また2日間を通じてのセール結果は、453頭(欠場馬15頭を除く)中、過去最高となる358頭の売買が成立し、落札率79.0%、取引総額91億7320万円を記録する好結果となった。

10月2日

・カレンチャン号、第45回スプリンターズステークス(G1)制覇。

10月30日

・トーセンジョーダン号、第144回天皇賞・秋(G1)制覇。

2010年

5月9日

・ダノンシャンティ号、第15回NHKマイルカップ(G1)制覇。

6月27日

・ナカヤマフェスタ号、第51回宝塚記念(G1)制覇。

7月12日~13日

・セレクトセール2010を開催。

・1歳馬セッションでは、1億円超の取引馬は出なかったものの、落札率はセレクトセール史上最高の80.8%をマーク。

・当歳馬セッションでは、ダービー馬ロジユニヴァースの全弟となる「アコースティクスの2010」が1億1200万円で落札された。

・セール全般では、ディープインパクト産駒のニーズが高く、1歳・当歳セッションを合わせて37頭を上場し、91.9%にあたる34頭が落札され、落札総額は13億4500万円を記録。 また2日間を通してのセール結果は、上場頭数422頭(欠場馬13頭を除く)中、314頭の売買が成立し、落札率は74.4%となった。

2009年

1月28日

・カネヒキリ号、第58回川崎記念(JPN1)を制覇。

7月13日~15日

・セレクトセール2009を開催。

・1歳馬セッションでは、アドマイヤムーンの半弟「マイケイティーズの2008」が1億4500万円、続く当歳馬セッションでは、当セールが輩出した日本競馬史上最強馬ディープインパクトの半弟にあたる「ウインドインハーヘアの2009」が1億6500万円でそれぞれ落札された。

・本年の1歳セッションは、上場された156頭中、78.2%にあたる122頭の売買が成立し、売上額・落札率ともに過去最高を記録。

・レポジトリーで提供していた四肢レントゲン写真と上部気道内視鏡動画をデジタル化。それに伴い、パソコンで事前に資料を閲覧できるオンラインレポジトリーを開設。

・上場馬のウォーキング(常歩)動画の提供開始。

2008年

1月8日

・アドマイヤムーン号が年度代表馬に選出される。

5月4日

・アドマイヤジュピタ号、第137回天皇賞・春(G1)を制覇。

5月18日

・エイジアンウインズ号、第3回ヴィクトリアマイル(JPN1)を制覇。

7月14日~16日

・セレクトセール2008を開催。

・初日に行われた1歳馬セッションでは、クロフネの半弟「ブルーアヴェニューの2007」が、本年最高落札価格の2億4500万円、続く当歳では、「ビワハイジの2008」が2億2000万円でそれぞれ落札された。

・世界中が注目したディープインパクト初年度産駒は36頭が上場され31頭を売却。 落札合計額は19億1000万円に達し、06年にキングカメハメハが記録した17億4500万円を大きく上回った。

・3日間で465頭(欠場馬34頭を除く)を上場し、70.3%にあたる327頭が落札され、売上総額は96億8660万円を記録。

10月26日

・オウケンブルースリ号、第69回菊花賞(JPN1)を制覇。

12月7日

・カネヒキリ号、第9回ジャパンカップダート(G1)を制覇。

12月29日

・カネヒキリ号、第54回東京大賞典(JPN1)を制覇。

2007年

1月9日

・ディープインパクト号が2年連続で年度代表馬に選出される。

3月31日

・アドマイヤムーン号、第12回ドバイデューティフリー(G1)を制覇。

5月6日

・ピンクカメオ号、第12回NHKマイルカップ(JPN1)を制覇。

6月24日

・アドマイヤムーン号、第48回宝塚記念(G1)を制覇。

7月9日~11日

・セレクトセール2007を開催。

・初日の1歳馬セッションでは、本年のドバイデューティフリー(G1)を快勝した2003年セール取引馬アドマイヤムーンの半弟にあたる「マイケイティーズの2006」が2億5000万円、続く当歳セッションにおいても、「マイケイティーズの2007」が3億円でそれぞれ落札された。

・3日間で467頭(欠場馬19頭を除く)を上場し、74.5%にあたる348頭が落札され、売上総額は115億7690万円に達するとともに、2年連続で100億円超をマーク。

10月21日

・アサクサキングス号、第68回菊花賞(JPN1)を制覇。

11月25日

・アドマイヤムーン号、第27回ジャパンカップ(G1)を制覇。

2006年

1月10日

・ディープインパクト号が年度代表馬に選出される。

2月19日

・カネヒキリ号、第23回フェブラリーステークス(JPN1)を制覇。

4月30日

・ディープインパクト号、第133回天皇賞・春(JPN1)を制覇。

6月25日

・ディープインパクト号、第47回宝塚記念(G1)を制覇。

7月10日~12日

・セレクトセール2006を開催。

・第1回セール以来となる1歳馬市場を開催し、レポジトリーを新設。

・1歳馬セクションでは、ディープインパクトの近親にあたる「ヴェイルオブアヴァロンの2005」が2億500万円、当歳では、キングカメハメハ初年度産駒「トゥザヴィクトリーの2006」が、当歳せり世界レコードとなる6億円でそれぞれ落札された。

・3日間で469頭(欠場馬17頭を除く)を上場し、330頭が売却され、落札率70.4%、総額117億5450万円を記録。

9月18日

・マンオブパーサー号、第21回ダービーグランプリ(JPN1)を制覇。

11月12日

・フサイチパンドラ号、第31回エリザベス女王杯(JPN1)を制覇。

11月26日

・ディープインパクト号、第26回ジャパンカップ(G1)を制覇。

12月24日

・ディープインパクト号、第51回有馬記念(JPN1)を制覇。

2005年

1月11日

・ゼンノロブロイ号が年度代表馬に選出される。

3月27日

・アドマイヤマックス号、第35回高松宮記念(JPN1)を制覇。

4月17日

・ディープインパクト号、第65回皐月賞(JPN1)を制覇。

5月29日

・昨年のキングカメハメハ号に続き、セール取引馬から2年連続でダービー馬が誕生。ディープインパクト号、第72回日本ダービー(JPN1)制覇。

7月11日~12日

・セレクトセール2005を開催。

・落札総額79億7200万円、 落札率80.1%を記録し、ともにセールレコードとなった。

7月13日

・カネヒキリ号、第7回ジャパンダートダービー(JPN1)を制覇。

9月19日

・カネヒキリ号、第20回ダービーグランプリ(JPN1)を制覇。

10月10日

・ユートピア号、第18回マイルCS南部杯(JPN1)を制覇。

10月23日

・ディープインパクト号、第66回菊花賞(JPN1)に優勝し、21年ぶり史上2頭目の無敗の三冠馬に輝く。

11月20日

・ハットトリック号、第22回マイルCS(G1)を制覇。

11月26日

・カネヒキリ号、第6回ジャパンカップダート(JPN1)を制覇

12月11日

・フサイチリシャール号、第57回朝日杯FS(JPN1)を制覇。

・ハットトリック号、第15回香港マイル(G1)に優勝し、セレクトセール取引馬として初の海外G1制覇を成し遂げる。

2004年

5月2日

・イングランディーレ号、第129回天皇賞・春(JPN1)を制覇。

5月9日

・キングカメハメハ号、第9回NHKマイルカップ(JPN1)を制覇。

5月30日

・セール取引馬から初のダービー馬が誕生。キングカメハメハ号、第71回日本ダービー(JPN1)を制覇。

7月12日~13日

・セレクトセール2004を開催

・ダンスインザダーク産駒「エアグルーヴの2004」が国内せり史上最高額の4億9000万円で落札される。

・落札総額が76億(消費税抜き)を突破し、昨年に続きレコードを更新。

10月11日

・ユートピア号、第17回マイルCS南部杯(JPN1)を制覇。

10月31日

・ゼンノロブロイ号、第130回天皇賞・秋(JPN1)を制覇。

11月14日

・アドマイヤグルーヴ号、第29回エリザベス女王杯(JPN1)を制覇。

11月28日

・ゼンノロブロイ号、第24回ジャパンカップ(G1)を制覇。

12月26日

・ゼンノロブロイ号、第49回有馬記念(JPN1)を制覇。

2003年

3月30日

・ビリーヴ号、第33回高松宮記念(JPN1)を制覇。

4月19日

・ビッグテースト号、第5回中山グランドジャンプ(J・G1)を制覇。

5月11日

・ウインクリューガー号、第8回NHKマイルカップ(JPN1)を制覇。

7月7日~8日

・セレクトセール2003を開催。

・落札総額、落札率ともに従来のレコードを大幅に更新。落札総額は70億を突破。

9月23日

・ユートピア号、第18回ダービーグランプリ(JPN1)を制覇。

11月16日

・アドマイヤグルーヴ号、第28回エリザベス女王杯(JPN1)を制覇。

2002年

4月29日

・マンハッタンカフェ号、第125回天皇賞・春(JPN1)を制覇。

7月8日~9日

・セレクトセール2002を開催。落札頭数が過去最高を記録。

・サンデーサイレンス産駒「ダンシングキイの2002」は当歳世界レコードを更新する3億3500万円で取引される。

9月29日

・ビリーヴ号、第36回スプリンターズステークス(JPN1)を制覇。

12月25日

・ユートピア号、第53回全日本2歳優駿(JPN1)を制覇。

2001年

7月9日~10日

・セレクトセール2001を開催。

・最高価格馬は外国人バイヤー同士の激しい競り合いの末、誕生。

・落札率は前年を上回り、中間層の価格帯が好調。

10月21日

・セール取引馬初のG1ウイナーが誕生。マンハッタンカフェ号、第62回菊花賞(JPN1)を制覇。

12月23日

・マンハッタンカフェ号、第46回有馬記念(JPN1)を制覇。

2000年

7月10日~11日

・セレクトセール2000を開催。11頭もの1億円馬が誕生し、落札総額は60億6640万円を記録。

・サンデーサイレンス産駒「フランクアーギュメントの2000」は当歳世界レコード3億2000万円、牝駒では「エアグルーヴの2000」が2億3000万円と、破格の金額で取引される。

・グリーンチャンネルでのライブ中継を開始。

9月3日

・セール取引馬から初の重賞ウイナーが誕生。リキセレナード号、小倉3歳S(JPN3)を制覇。

9月17日

・セール取引馬 Northern Rock号(上場馬名:スペシャルジェイドの98)が欧州にて、日本市場取引馬として初勝利を収める。

1999年

7月13日~14日

・セレクトセール1999を開催。この年から当歳馬のみ上場。

・ドバイのモハメド殿下がサンデーサイレンス産駒3頭を落札したことも話題に。

・インターネットによるライブ中継を開始。

1998年

7月13日~14日

・記念すべき第1回となるセレクトセール1998を開催。当歳馬183頭、1歳馬47頭、合計230頭を上場。

・国内外から2000名を超えるバイヤーが一堂に集まり、高額取引が続出。

・最高価格1億9000万円を筆頭に7頭が1億円馬に。